こんにちは、工場です。
いやぁ、大変な目にあいました。
お昼ごはんも食べ、さて午後も頑張るか!と思っていた矢先、何やら腹部に違和感が。
痛みはどんどん大きくなり、みぞおちから脇、背中まできて呼吸をすることさえ辛くなってきました。意識ももうろうとし、世の中が白と黒となぜかオレンジだけの世界に。
死ぬかも! おおげさではなく、そう感じている時にH君が「救急車呼びましょうか?」と。
救急車!? うん、確かにそのぐらいツラい。でもオバさんっぽい下着だし、靴下なんて福袋に入っていたどハデなヘンなやつだし、これを他人に見られるのもツラい。
ですがあまりの激痛に結局呼んでもらいました。
私は働く車が大好きなので、今まで事故などで何回か救急車に乗った時は、「お、今回は日産車のデラックスなのが来た ♪」とか楽しいのですが、今回は違います。それどころではありません。
ほんの少しの揺れでも激痛なのに、車内のまるでオフロードを走っているような体感に絶叫状態です。
私:「この、サス…サス…」
隊員:「え?なんですか?さすってほしいんですか?」
私:「いや、この車の……足まわりは…なんでこんなに…硬いんですか…」
隊員:「え?足まわり?…そうですね…そうですか?」
私:「なんで病人を運ぶのに…もっといいサスを…入れて…ないんでしょう」
隊員:「いや、あの、すみません…。もうすぐです!がんばりましょう!」
痛みと怒りは同じベクトルなのか、ガコンッと揺れるたび「痛っー! アホサスー!!」と感情が爆発します。
世の中には私より重症で、振動を与えてはいけない病人がたくさん存在するはずです。メーカーはもう少し努力してもらいたいものです。
病院に到着してからのことは、正直痛い以外は、枕元に「脳卒中セット」と書かれた道具箱が置いてあり、どんな道具セットか気になったことしか憶えていません。
まぁ幸い重篤な病気ではなく、その点はほっとしました。
ところで救急車は確かに無料なのですが、運ばれた病院が大きいと「救急車代」を請求されるのですね。はじめて知りました。
身体もきつかったですが、年末年始にお金を使い果たした私には、病院の請求金額もなかなかな大打撃でした。
こんなことにならぬよう、みなさまご自愛ください。
保険がなければ5万です!うわぁ~!