恐るべし、現代の子乗せ

こんにちは、工場です。

幼稚園ぐらいの子供の頃、郵便屋さんの自転車にあこがれてしょっちゅう待ち伏せをしていました。

今でもかなり憶えていますが、13時45分頃に私の家の前に配達に現れましたので、そのあたりで待ち伏せをしていました。

そして郵便屋さんが来ると、荷台に乗せてほしいとせがみました。ほぼ毎日ですからめっちゃ迷惑なガキです。親はどこにいっていたのでしょう?

郵便屋さんはとても優しい人で、イヤな顔をすることなく必ず乗せてくれました。

もちろん鉄の自転車で荷台も鉄です。しかも格子状。直に座るので振動でお尻は痛いし、一体何がそんなに楽しかったのかナゾです。

でもお尻と太ももに響くその硬い鉄の感触と、後ろから見えたあの「ヘの字」に曲がった運搬車独特のトップチューブの不思議な光景はハッキリと脳裏に焼きついています。

こんな話をすると、「そういう体験がビルダーになったきっかけですか?」などと聞かれますが、そんな美談ではありません。

その後年齢が上がるにつれ、興味はバイク、車へとあっさり移りましたから。郵便屋さん、本当にご迷惑をおかけしました。

さて、お店の作業場にこんなものが。

DSC_4268 なんだこのデカイ塊は。

DSC_4269 背が高い! 子供乗せです。

DSC_4267 レカロも真っ青なシートにベルトです。

DSC_4270 専用リーフレットまで。

カバーにまで骨組みが入っているので、ヒラヒラパタパタしません。なんというシロモノでしょう。

どの方向からでもカバーが開けられ、シートベルトもカバーを開けることなく背中側から調節できます。

ものの進化とはスゴイですね~。まぁもう時代は「令和」と新しくなるんですものね。昭和生まれの私の頃とは違って当たり前ですね。

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