メッキの弱点

こんにちは、工場です。

なんか仕事以外の話題が続きましたね…。ちゃんとしているんですよ!

さて、今回はオール1号メッキ、下地の3号ではなくピッカピカのメッキフレームの納品です。

このO選手、これでもう何台目でしょう。毎回この仕様です。

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なんか光ってしまっているのと、周りのパイプとかに同化してしまってイマイチすごさがわかりませんかね…。

DSC_3835 メッキにミラー文字なので仕方ありません。

ナイターとかではとても目立つそうです。

本当にピカピカでとてもキレイなのですが、今回はちょっと。

DSC_3467 先日しましたかさ増し加工。

この接続部分はもちろん真鍮ロウです。メッキは「バフがけ」といって、徹底的に磨くのですが、その磨き作業の時にパイプに比べて軟らかいこの真鍮ロウ部分は、同じ力で磨いても掘れてしまうのです。

DSC_3836 うっすら線が残っていますよね?

真鍮ロウを使う以上どうしようもありません。こうなることを見越して、少し多めに盛っておくのですが、それでもやはりこうなってしまいました。

メッキはキレイですし、剛性も少し増しますし、しっかりとした下処理をすればメッキがはがれることもなくメリットが多いのですが、こうした弱点があるんですね。

ところで、誤解している人が多いのでお伝えしますが、メッキといえど一応上から専用のクリアは吹いているんですよ。むき出しではありません。

さて今回は、仕事してるぞ!のアピールでした。寒さの折、ご自愛くださいませ。

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