大人の待ち時間

こんにちは、工場です。

クリックひとつで翌日に欲しいものが届く生活をしていますと、「待つ」ということがなかなかできなくなってしまいます。

工場で作るオーダーフレームは、混んでいたときには納期が1年近かったことがありました。他メーカー(ビルダー)も、1年以上待たさせることはそう珍しくありません。

現在はそこまでの納期の長さは解消されました。注文を受け、なんとかやりくりを計算してドヤ顔で「2ヶ月です!」と申し上げますと、オーダー車が初めての方の多くは「え?そんなにかかるんですか?」と驚かれます。

これで最速の部類なんですけど…。まあ、そう感じてしまいますよね。

待っている間にパーツはどうしようとか、その待ち時間も楽しんでいただけましたら、いかにも大人の趣味という感じがするかと思うのですが。いや、決して納期に対する言い訳ではありません。

さて、いいお天気に誘われ京都の国立博物館で催されています「国宝展」に出かけました。

先日インチキ国宝となりました私としては、本物を見なくては…。

DSC_2260 本当にいいお天気です。

DSC_2262 旧館ではなく、こちらの新館で開催されています。

今はチケットレスで、スマホ提示で入場できるので楽です。

ところが一歩中に入りますと…。なんとあまりの人の多さに入場制限がかかり、入館まで1時間弱とのこと。ひとりのため、誰かと話をして時間をつぶすこともできず、いきなりの苦行の始まりです。

無事にやっと中に入りましたら、超絶牛歩の状態です。さらに今度は、今回の目玉「金印」を見るのにまたしても待ち時間が1時間弱と!ちなみに平日の昼間です。

入館後はスマホも使用禁止なので、本当にひたすら待つのみです。世の中の人はこんなにも国宝に興味があるのか!と、ミーハー気分で来た私は愕然としました。

ですが、教科書で見ただけしかないそれらの美術品は、本物の存在感と迫力があり、待った甲斐があったと思わせてくれました。

私も、オーダー主の方に待った価値があったと思っていただけるようなフレームづくりを目指したいと思います。

ところで付属のミュージアムショップで金印の実物大スタンプが売っていたので、思わず買ってしまいました。一応国宝に対してこういったものを平気で作る日本人の感性は、本当に畏れを知らないスゴイ民族だと感心しました。

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その当時の国王も、遠い未来にゴム印でバンバン捺して遊ばれるアイテムになるとは思わなかったでしょうね(笑)ちなみにこれは待たなくても買えましたよ。

京都は来週あたりから紅葉のピークとか。汗冷え対策をしてお出かけ下さい。

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