形にはなるけれど……

こんにちは、工場です。

朝、目が覚めましたら、突然右半身がまったく動かなくなりました。それでも無理矢理動かすと、激痛で動けません。

ベッドから起き上がるのに20分。立つことはできても歩けません。

確かに最近ロウ付け後に右側がしびれていました。ですので、仕事のストレスか、夏の疲れか、それとも…認めたくないですが加齢か、いずれにしても生ける屍で、職場でもきびきび動く若いスタッフの足手まといです。

人に伝えるのに、適当な病名が思い浮かばないので、とりあえず「ギックリ腰」と言っていますが。もう本当にただ形だけのビルダーです。

今回はそんな「形だけの」にまつわる話です。

お店のスタッフのA君が、レースで落車をして、大切な自転車が破損してしまいました。

DSC_2086 シートチューブと

DSC_2084 シートステーです。

クロモリでしたら、先日私が作業していたようなことで修復できるのですが、とは言っても、たとえクロモリでも前と同じパフォーマンスは出ません。

それが、緻密な剛性計算をされた高級カーボンフレームならなおのこと。

例え修理したとしても、表面上「形になった」というだけで、以前のパフォーマンスとは程遠いものがあります。

これを私の先輩に見せたところ、「カーボンフレームのパフォーマンスというのは、フレームの中においての『剛性の連続性』が、そのメーカーが言うバランスと特徴なのだから、直した箇所でそれが途切れてしまうワケだし、直すという行為自体がナンセンスなのでは」と。

お、カッコイイ表現、さすが先輩。今後いただきましょう。

冗談はさておき、確かにそうです。ここでその破損箇所だけガチガチな修復をしたら、その連続性は得られないのです。悲しい現実ですが、これはもうフレームの形はしていますがフレームではありません。

とはいえ、男性はモノに対して思い入れが強い方が多いので、例え形だけのなんちゃってでも直したいという方はいらっしゃるでしょう。

でもどうか、決して安くない修理費用を払う前に、メリットとデメリットをしっかり天秤にかけてみてくださいね。

生ける屍の私も、会社からデメリットと思われないうちに、早く復活しませんと!

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