修理・修正というか…②

こんにちは、工場です。

関東は今日あたりから、夏の暑さが戻るようですね。

お身体にお気をつけくださいね、と言いつつ、心の中では「ははは、ザマミロ。この苦しみ思い知れ~」と思っている、ずーっと猛暑地獄の関西人は私だけではないはずです。

そんなイジワルになる程、京都は息をして、肺に入ってくる空気さえこたえる暑さです。

そんな中、完全防備で進めていますバックの取替え作業は、BBにコマを進めました。

こちらも最もダメージが少ないやり方は、金ノコで切断して、リューターをかけてBBの中をきれいに削るのですが、ロウ付けのダメージがそれほどでもないフレームですので、今回はあぶって取ってしまいましょう。

塗装してあるフレームをそのままあぶれば、塗膜に火がつき、もちろん大変なことになります。

料理と一緒で、下ごしらえの手間を面倒がると、大惨事になるのです。

DSC_2053 まずBB周りの塗装を取ります。

ワイヤーブラシでバンバンいきましょう。

下ブリッジ一体型のBBですので、こちらは金ノコでブリッジを切断してしまいます。そのほうが作業がやりやすいということもありますが、何度も火を入れて弱ったBB周りにカッチリ感を出すために、次は別体のしっかりしたブリッジにします。

DSC_2052 手は紫の粉まみれです。

これであの完全防備の意味がおわかりいただけましたでしょうか。あのようにしなければ、身体中、髪の毛の中まで塗装の粉で大変なことになるのです。

こちらも細かい所は手作業でやすりをかけまして…と。さて塗装が取れましたら、ダダッとあぶって抜いて、仕上げます。

DSC_2060 はい、完了です。

この後は、いつもの手順でチェーンステー、シートステーをロウ付けして終わりです。

ですが、一度火を入れていますので、2回目は火口も小さくし、ロウ棒も真鍮から銀に替えてダメージを少なくします。

差し替えをしますと、「え?差し替えだけなのにそんなに高いんですか?」とよく言われますが、実は差し替えはイチから作るよりずっと手間がかかるんです。

なのでご請求します金額は、材料費ではなくほぼ手間賃なのです。そこをご理解いただけますと、作り手としては報われる思いです。

こんなに身体に悪い作業を一生懸命しているのですから、あまり値段が高い高いといじめないでくださいね~。

 

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