こんにちは、工場です。
え~?そんなのおかしくな~い?という法律のヌケが時々あります。
私は趣味で古い車に乗ることが多いのですが、シートベルト設置が義務付けられた1969年より前のものに乗っているときは、その使用義務はありません。
そもそも最初からついていないのですから、やりようがありませんが、本当の安全ということを考えますとなんか変な気がします。
警察もわかっていますので、あまり止められることはありません。それでも時々止められますが、説明をすれば切符をきられることはありません。
今はどうかわかりませんが、同じような理由で、方向指示器もなくて大丈夫でした。ただこちらは、現実問題としてかなり危ないので、自主的につけましたが。
自転車の世界も、色々なことが義務化されて久しいです。
そのひとつが、フロントフォークのエンドにある「車輪脱落防止」でしょうか。
昔からのユーザーには不評で、勝手に削ってしまう人が後を絶ちません。
特にクロモリの世界では、マニアが多いので、そんな素人くさいもんイヤダ、という声が多いです。これが素人くさいかどうかは別にして、工場でもつけないできました。
古い車と同じく、そもそもオーダー主が希望するエンドは、脱落防止うんぬんを言われるよりはるか昔のものなので、もしやるとしたら「後づけ」になります。
ですが、昨年より「京都工場のものを よりみなさんへ」ということで、オーダーフレームとは別に、手ごろな価格のモデルをつくり始めました。
これは、どれほどのスキルの方が乗られるのかわかりません。ひょっとするとファーストバイクかもしれません。
なので部材も、マニアックなエンドから脱落防止のものに変更です。
先っぽにあるポチッとしたものがおわかりいただけますでしょうか。
私が自転車に乗り始めた頃は、今ではほぼ常識のヘルメットでさえ、「素人くさい」と笑われたものでした。では「玄人」とはなんだ?と思いますが。
ですが、今ではスポーツバイクユーザーの多くが使用されています。スポーツバイクが出すスピードなどを考えると、耳まで覆われていないのは、まだまだ不十分な気がしますが。
とにかく、周りに迷惑をかけず、安全に楽しむスマートさこそ、大人の趣味ですよね。

